岩手県自閉症協会さんにお声掛けいただき、
きょうだいの立場の一人として、事務局の日脇が
トークセッションに登壇させていただきました。
(日脇の2歳上の兄が自閉症です)
お相手は、今や世界に羽ばたく『ヘラルボニー』の
代表 松田崇弥さんと 副代表 松田文登さん。
松田さんの4歳上には、自閉症のお兄さんがいらっしゃいます。
◆福祉実験ユニット『ヘラルボニー』↓
前半は、「ヘラルボニー」のお二人の講演。
岩手を起点に
さまざまな「異彩」を
さまざまな形で社会に送り届け、
クリエイティブに社会を、世界を変えていこうとしている
『ヘラルボニー』さんのお話。
私は2年前、松田さんご兄弟のお話を生で聞きたくて、
岩手県自閉症協会主催の自閉症初級セミナーに足を運んだことを
思い出していました。
まだ『MUKU』というブランドだった頃で、
これから『ヘラルボニー』を立ち上げるという時…。
そこから、瞬く間に世界から注目される存在になったお二人。
本当に眩しい限りです!
今回、松田さんたちとのトークセッションとのことで、
事前にドキドキしながら川徳へ向かい、
『ヘラルボニー』の店舗で 素敵なスカーフを購入!
当日、これまたドキドキしながら身に着けて行きました。
(どう巻いたらいいの~!? 慣れないスカーフと格闘しながら…汗)
顔まわりが明るくなり、鏡に映るたびにウキウキしました♪
こちらのスカーフの基になっている絵を描いてくださった作家さんは、
土屋康一さんという方。
講演の中で、土屋さんご本人の素敵な笑顔を拝見できて、
とってもうれしくなりました。
そして、後半はいよいよトークセッション。
「ASDのきょうだいが考えてきたこと」
自閉症の兄と育った きょうだいとして、感じてきたこと。
これからのことについて、考えていること。
それぞれの立場で、お話させていただきました。
私自身、こういった場で
お話させていただくのは初めてだったので、
この伝え方で良かっただろうか…
もっと違う伝え方があったかも…
と、反省しきりです。
自分の体験を話すことで、初めて気付く気持ちもありました。
当たり前のことですが、
今回お話した体験や気持ちは、私の中のほんの一部であって、
私のすべてではありません。
聞いてくださった方は、どんな風に受け取ったのだろう…と
後から不安になったりもしました。
それでも、シブサポいわての活動について紹介させていただき、
私のきょうだいとしての思いを伝えることができ、
松田さんたちの経験についても聞くことができて…
本当に貴重な機会をいただきました。
きょうだいの声を聞きたいと企画してくださった
岩手県自閉症協会さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
【 シブサポいわて 日脇 】
Comments